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そらに描いた物語
H19年11月26日〜。個人の趣味による二次創作メインの小説(+お題)サイトです。各原作者様・出版社様・企業様とは全く関係ありません。同人要素を含んでおりますのでご注意ください。
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朝の鋭くも優しい日差しにラビは目を細めた。外からは鳥の囀りが聞こえる。任務もない平和な朝の一時。
そんな中で、彼は腹の訴えを聞き食堂へと向かっていた。
欠伸を噛み殺して、落ちてきた髪を直す。そして顔を前に向けたところで彼は珍しいものを目にした。
すべてにおいて正反対の二人組。それはいつも犬猿の仲で寄ると触ると喧嘩をしているアレン・ウォーカーと神田ユウである。彼らが言い争いもせず仲良く並んで歩いている。
殺伐とした雰囲気を纏わない二人にこれは何か災いの前触れではなかろうかと不吉なことが頭をよぎる。背筋に何か寒いものが走った。嫌な予感がする。そんなもの気のせいだと信じたい。
勢い良く頭を振りその考えを追い出す。
「アレン、ユウ、おはよ~」
 


二人が仲良いとビビるラビ
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神田が部屋へ入ると視界に膨らんだ布団が飛び込んできた。掛け布団の端から僅かに白い髪が覗く。
自分の意志とは関係なく何度か見る羽目になった光景。否が応でも慣れてくる。
「勝手に入るなって言ってんだろうが」
「知りませんよ、そんなの」
普段よりも幾分か低い声が布団の中から返ってきた。生意気な台詞だが微妙に呂律が怪しい。そして明らかな鼻声。
「モヤシ」
「モヤシって誰のことですか」
その口調にいつもの鋭さはなく、後にくぐもった咳が続く。出てくる気は欠片もないようで、山がごそごそと動く。
それを見た神田は布団に手を掛け一気に引き剥がした。
「なにすんですか!」
睨みつけてくるアレンを一瞥し、鼻であしらう。
「ここは俺の部屋だ。俺が自分のもんをどうしようとてめぇがなんか言えるのか」
苛立ったアレンが口を開く。
しかし、その言葉よりも早く伸ばされた神田の手がアレンの額にあてられた。そこから伝わるひんやりとした温度が心地よい。
「やっぱり熱あんじゃねぇか」
神田の予想外の行動にアレンの頭の中は真っ白になった。
「風邪引きは自分の部屋で大人しく寝てろ。体調管理も仕事の中だろうが」
「だって、」
言うつもりなんて欠片もなかった言葉に慌てて口を押さえる。今僕は何と続けようとしたんだろう。
アレンは呆然としながら、神田に甘えそうになった自分に気付かないふりをする。
その様子を眺めていた神田はいきなり額を掴んでいた手に力を込め、アレンを布団に転がした。
「寝ろ」
上から命令が降ってくる。
睨むように見上げると神田は苦みを噛み潰したような顔で溜め息を付いた。それでも、向けられる眼差しがいつもの鋭い視線ではなく、少し柔らかく暖かいようなものであることに苛立ちが薄れる。
本当は頭が朦朧としていて、話すのも辛い。有り得ない状況だがありがたく甘受させてもらう。
「おやすみなさい」
吐息で呟いたアレンはそのまま眠気に身を任せ目を閉じた。
 

 
風邪引きアレンさん

微妙に不完全燃焼。
でも関係は結構好きな感じに書けた。

title by 26度の体温
どうして君はこんなにもたくさんのものを愚かな僕に与えてくれるの。僕はきっと君を殺してしまうのに。だって、そうでしょう。君はエクソシストで、僕は…ノアなんですから。君は知っていたんじゃないんですか。僕が何者であるか
ねえ
 

ノアアレン


ジュニア
リー
ウォーカー君?
ユーちゃん
・・・・てめぇ
どうしたんですか,ユーちゃん
モヤシ,その呼び方はやめろ
嫌ですね
なんだと,てめぇ
君だって好きなように呼んでるじゃないですか。だから,なんと呼ぼうとも僕の勝手でしょう
それもそうだな,若白髪
はっ,このパッツン

喧嘩勃発





リー
ジュニアよね
神田
・・・・・・・・
神田,早くしなさい
・・・・チッ
神田
・・・・・
ほらちゃんとアレンって呼ぶさ~って危なっ,何するさ!
アレン君のことウォーカーって呼んでもカンウントされないからねー
・・・・兄さん
・・・・・・・
・・・・コムイさん, 何しに来たんだろう
まさかこれ言うためだけだったりして

三時間後

いいかげん観念するさー
ウザイ
酷っ,俺だって傷つくんだぜー
そうだったんですか
ちょ,アレンまで・・・・・・

結局神田がアレンを名前で呼ぶことはなかった



本日の任務
いつもと違う名前で呼んでみよう


ラビ,リナリー,アレン,神田の順で座ってます
2は逆回りで
「ユウ,あのさ」
「あ?」
「アレンって実は女なんだぜ」
「はあ? なにいってんだ,てめぇ。確かにあの面は疑問を感じるが,胸はないし,小さくてもつくべきものもついてるじゃねぇか」
「・・・・・ユウ,どこで見たさ・・・?」
「風呂」
「えっ,一緒に入ったんか」
「ああ,引張ってかれたんだよ」
「ふーん」


エイプリルフールネタ1
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