忍者ブログ
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥  
そらに描いた物語
H19年11月26日〜。個人の趣味による二次創作メインの小説(+お題)サイトです。各原作者様・出版社様・企業様とは全く関係ありません。同人要素を含んでおりますのでご注意ください。
 1 |  2 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

実はイベント大好きなんです。
いっつも書き上がらなくて持ち越しか季節外れになるんですけど。
Halloweenに向けて地味にそのネタで書いて行こうかと。 実質これだけの確率も高いです…。
恐ろしく小ネタ。 リボーンの差し金(命令)
「雲雀さん、トリックオアトリートです」 「発言悪すぎ」 「あの、それは」 「trick or treatでしょ」 「わぁー」 「言ってみなよ」 「トリックアトリート?」 「…」 「だから、無理ですって…」 「確かに酷いね」 「…」 「とりあえず、これから勉強見てあげる」 「えっ」 「放課後は毎日来ること。いいね」 「はいっ。って、いいんですか? 雲雀さん、忙しいんじゃ…」 「なら、成果とお礼を期待してるよ」 「頑張ります…」  
お礼はハイパーツナとの決闘とかです。 2010.10.10
PR
カチャンと小さな音を立ててティーカップが置かれた。紅茶の芳しい香りが鼻をくすぐる。
「はい」
「あっ、ありがとうございます」
二人分の紅茶とお菓子を用意した雲雀は綱吉の隣に腰を下ろした。
「で、どうしたの。君から来るなんて」
珍しいじゃないと首を傾げる。
「いつもは校内放送でもしないと来てくれないのに」
そう言う雲雀から妙なプレッシャーを感じる。
もしかして怒っていらっしゃいますか?
「えっと、獄寺君と山本は知ってますよね」
「君と群れてるあれでしょ」
あれって…
「付き合ってるのはご存知ですか」
「へぇ」
一瞬目が光ったように見えたのは気のせいだろうか。
「で? それだけ?」
「…確かにそれだけっていったらそれだけなんですけどっ」
雲雀さんにはわかんないかもしれませんけどね!
「恥ずかしいというかいたたまれないというか」
「ふうん、逃げてきたんだ」
間違ってないけど、なんて人聞きの悪い!
「まあ、来てくれるんなら何でもいいけど」
ちゅっとキスされる。
なんで!?
雲雀はするりと離れ、小さく笑った。
「風紀は乱さない程度にって言っといてね」
怖いですよ、雲雀さん
「はい、大丈夫です」
イルカは報告書の確認を終え、いつもの笑顔でおつかれさまでしたと口を開こうと顔を上げた。すると、口布を外した端正な顔が間近にあってどきりとする。
次の瞬間柔らかい感触が唇を襲った。
柔らかい?
一体なにが?
まるで霧がかかったように起きていることを掴めない。
その間にもカカシから与えられるキスは優しくついばむように何度も繰り返される。
くちづけされている?
「かかしさん」
ほとんど吐息で彼の名を呼ぶ。
カカシは小さく息を吐いて唇を離なした。けれど顔は相変わらず近いままで。あどけないような表情でイルカを見つめる。
「な、なにを」
「キス」
ことりと首を傾げながら返された言葉で一気に現実が色を取り戻した。
「こんな所でなにするんですか!」
「だって、誰かに取られたりしたら困るじゃない」
「しません! ってか、そんなこと誰がするかっ」
「えぇー」
「ねぇ」
机に向かっているイルカ先生の肩に頭をのせた。
一緒にいるんだから構ってよ。そんな気持ちを込めて、そのまま軽く体重をかける。
「はい」
イルカ先生はこちらも見ずに返事した。書類にペンを走らせる音によどみはない。帰ってきてからずっと机に向かっている。
そんなに仕事が大事なの。むかつく。俺より仕事のほうが大切なの。そんなことが頭に浮かんだ。決して比べらることではないと知ってはいるけれど。昔女に言われたときは鬱陶しいだけだったのに。あなたに関することにだけ心の狭い俺は仕事にだって嫉妬するんですよ。そんなことは言わないけどね。
「しましょ」
こちらを見ない愛しい人の頬に音を立ててキスをした。
何をとは言わない。そんなことをすれば恥ずかしがり屋のこの人は怒ってしまうから。
イルカ先生は握っていたペンを落とした。彼はそれに気づかず、勢いよくこっちを向いた。いきなりでムードもへったくれもなかったから驚いたんだろう。頬を赤く染め、口をぱくぱくさせている。
かわいい
「いや?」
斜め上にある瞳を覗きこんで、わざと沈んだ雰囲気を演出する。イルカ先生が嫌だと言えないように。
案の定、彼は言葉に詰まった。へにょりと眉を下げる。
基本的にイルカ先生は嫌とは言わない。本人曰わく嘘は吐きたくないらしい。そんなときはよく黙り込む。恥ずかしがり屋なのだ。無理だとか駄目だと怒られるのはいつものことだけど。
「その、明日は水泳の授業があるんで」
「ふうん」
顔を赤くさせたまま、上目づかいで訴えるイルカ先生はかわいいけど、言ってることはダメ。頭が冷えて冴え、腹の底は沸きたつ。
俺の様子がおかしいのに気づいたのかイルカ先生は怪訝そうに俺を見つめる。
そんなに不安がらなくていいのに
彼が安心するようにことさら柔らかく微笑むと、俺を見るイルカ先生の視線がさらに警戒を含んだものになる。さすがに俺のことをよくわかっているねぇ。
「イルカ先生は泳ぐんですか?」
「え、もちろんじゃないですか。だから、あの」
俺の言葉は彼の予想外だったらしい。今晩はという期待に顔を輝かせた。
本当かわいいなぁ。そんなわけないのに。
「嫌」
「嫌って、カカシさんっ‥ふ…」
言おうとしているのを無視して彼の唇を自分のそれで塞いだ。開いていた唇の間から舌を差し込む。ゆっくりと歯列をなぞり、咥内を好きなだけ堪能する。
その間に、机で頭をうたないように気をつけて押し倒した。
「カカシさん!」
イルカ先生は口付けの合間に必死で制止の声を上げる。
でも、そんな姿で言われてもねぇ。彼の快楽で潤んだ瞳に赤く濡れた唇が欲を刺激する。それに、そんなかわいらしい抵抗で止まるわけないでしょ。
「だーめ」
俺はにっこりと笑って、再びイルカ先生の唇を塞いだ。
 
あなたは俺のなんだから
本当はどこかに閉じ込めて誰にも見せたくないのに
 
俺もあなたに会うまでこんなに強い執着を持っているなんて知らなかった
カカイル(NARUTO)

title by 群青三メートル手前
ごめんね、準さん。伝えるつもりなんてなかったんだ。嫌いにならないで。この気持ちに応えてなんて言わない。お願いだから、忘れて。今までみたいに傍にいさせて。なかったことにして。お願い。本当にごめん、準さん
 
利央が涙で顔をぐちゃぐちゃにして必死に懇願する。こんなのでもかわいいと思うあたり俺も相当だ
「なかったことになんて誰がするかよ、このバカ」
人の気も知らないくせに好き勝手言いやがって
 
Copyright(c)  そらに描いた物語  All Rights Reserved.
*Material by *MARIA  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
最新CM
最新TB
ブログ内検索