そらに描いた物語
H19年11月26日〜。個人の趣味による二次創作メインの小説(+お題)サイトです。各原作者様・出版社様・企業様とは全く関係ありません。同人要素を含んでおりますのでご注意ください。
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「はい、大丈夫です」
イルカは報告書の確認を終え、いつもの笑顔でおつかれさまでしたと口を開こうと顔を上げた。すると、口布を外した端正な顔が間近にあってどきりとする。
次の瞬間柔らかい感触が唇を襲った。
柔らかい?
一体なにが?
まるで霧がかかったように起きていることを掴めない。
その間にもカカシから与えられるキスは優しくついばむように何度も繰り返される。
くちづけされている?
「かかしさん」
ほとんど吐息で彼の名を呼ぶ。
カカシは小さく息を吐いて唇を離なした。けれど顔は相変わらず近いままで。あどけないような表情でイルカを見つめる。
「な、なにを」
「キス」
ことりと首を傾げながら返された言葉で一気に現実が色を取り戻した。
「こんな所でなにするんですか!」
「だって、誰かに取られたりしたら困るじゃない」
「しません! ってか、そんなこと誰がするかっ」
「えぇー」
イルカは報告書の確認を終え、いつもの笑顔でおつかれさまでしたと口を開こうと顔を上げた。すると、口布を外した端正な顔が間近にあってどきりとする。
次の瞬間柔らかい感触が唇を襲った。
柔らかい?
一体なにが?
まるで霧がかかったように起きていることを掴めない。
その間にもカカシから与えられるキスは優しくついばむように何度も繰り返される。
くちづけされている?
「かかしさん」
ほとんど吐息で彼の名を呼ぶ。
カカシは小さく息を吐いて唇を離なした。けれど顔は相変わらず近いままで。あどけないような表情でイルカを見つめる。
「な、なにを」
「キス」
ことりと首を傾げながら返された言葉で一気に現実が色を取り戻した。
「こんな所でなにするんですか!」
「だって、誰かに取られたりしたら困るじゃない」
「しません! ってか、そんなこと誰がするかっ」
「えぇー」
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