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そらに描いた物語
H19年11月26日〜。個人の趣味による二次創作メインの小説(+お題)サイトです。各原作者様・出版社様・企業様とは全く関係ありません。同人要素を含んでおりますのでご注意ください。
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カチャンと小さな音を立ててティーカップが置かれた。紅茶の芳しい香りが鼻をくすぐる。
「はい」
「あっ、ありがとうございます」
二人分の紅茶とお菓子を用意した雲雀は綱吉の隣に腰を下ろした。
「で、どうしたの。君から来るなんて」
珍しいじゃないと首を傾げる。
「いつもは校内放送でもしないと来てくれないのに」
そう言う雲雀から妙なプレッシャーを感じる。
もしかして怒っていらっしゃいますか?
「えっと、獄寺君と山本は知ってますよね」
「君と群れてるあれでしょ」
あれって…
「付き合ってるのはご存知ですか」
「へぇ」
一瞬目が光ったように見えたのは気のせいだろうか。
「で? それだけ?」
「…確かにそれだけっていったらそれだけなんですけどっ」
雲雀さんにはわかんないかもしれませんけどね!
「恥ずかしいというかいたたまれないというか」
「ふうん、逃げてきたんだ」
間違ってないけど、なんて人聞きの悪い!
「まあ、来てくれるんなら何でもいいけど」
ちゅっとキスされる。
なんで!?
雲雀はするりと離れ、小さく笑った。
「風紀は乱さない程度にって言っといてね」
怖いですよ、雲雀さん
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